「福岡Tech LT大忘年会」登壇レポート 〜 Giselleで作るAI QAアシスタント

重岡 正 ·  Fri, December 12, 2025

福岡で開催されたコミュニティイベント「福岡Tech LT大忘年会」のQA枠で登壇しました。

本記事では、当日の発表内容について、資料と共に共有します。

登壇内容

以下、当日の登壇資料 Giselleで作るAI QAアシスタント 〜 Pull Requestレビューに継続的QAを から一部抜粋します。

発表概要

Giselleを使ってAI QAアシスタントを構築し、Pull Request (以下PR) レビュー時に継続的にQAを実施する取り組みを紹介します。

  • PRレビューにQAを溶け込ませる仕組み
  • プロジェクト固有のQA観点をカスタマイズ
  • 導入による効果・学び

背景:QAの課題

  • リリース直前のQAでは手戻りコストが大きい
  • QA観点を出すのが面倒 → レギュラーケースだけで済ませがち
  • PRが増えるほどレビュー負荷が増大

「QA観点出しのハードルを下げたい…」

AI QAアシスタントとは?

PRの変更内容を自動で分析し、QA観点でフィードバックを提供するAIエージェント

  • 変更の影響範囲を特定
  • テスト観点の提案
  • エッジケースの指摘
  • リグレッションリスクの検出

なぜGiselleを選んだか

  • ノーコードでAIワークフローを構築可能
  • GitHub連携がネイティブ - 開発フローに自然に溶け込む
  • QA観点を自由にカスタマイズできる
  • OSS(オープンソース)で透明性がある
  • 自分たちが開発しているから!

giselles.ai / GitHub - giselles-ai/giselle

PRレビューにQAを溶け込ませる

GitHubへPR作成
    ↓
Giselle ワークフロー自動起動
    ↓
QA観点でのレビュー生成
    ↓
PRコメントとしてフィードバック
  • 既存の開発フローを変えずにQAを組み込める
  • エンジニアはいつも通りPRを作るだけ
  • QAフィードバックがPR上で完結

QA観点のカスタマイズ

PRのタイトル・本文・diffを分析し、2種類のアウトプットを生成

1. Manual QA Checklist

  • Happy Path Testingの観点でチェックリストを生成
  • 具体的で誰でも理解できるテスト項目

2. Prompt for AI Agents

  • Playwright MCP向けE2Eテスト生成プロンプト
  • AIコーディングツール Claude Code, Codex, Cursorなどで直接利用可能

導入効果

QAへのハードルが下がった

  • AIが観点を出してくれる → あとはそれをQAするだけ
  • 「何をテストすべきか」を考える負担が軽減
  • エッジケースやリグレッションリスクも提示してくれる

「QA観点出しが面倒でレギュラーケースだけだったのが、AIの提案をベースにしっかりQAできるようになった!」

学びと今後

  • AIは完璧ではないが、見落とし防止のセーフティネットとして有効
  • プロンプトの継続的な改善が重要
  • チーム全体でQA文化を醸成するきっかけに

登壇まとめ

  • Giselleを使ってAI QAアシスタントを構築
  • PRレビューにQAを溶け込ませる
  • プロジェクト固有のQA観点をカスタマイズ
  • 早期フィードバックで手戻りコストを削減

最後に

当日ご参加いただいた皆様、主催のKINTOテクノロジーズ株式会社様、株式会社トライアルカンパニー様、株式会社ヌーラボ様、株式会社マネーフォワード様、LINEヤフー株式会社様、本当にありがとうございました!

福岡Tech LT大忘年会は、多くの登壇者の方々の発表が刺激的で、福岡のテックコミュニティの熱量を肌で感じることができました。

以上、Giselleで構築したAI QAアシスタントをフル活用している、現場からお送りしました。

参考情報