ターミナルの補完ツールとして使っていた Fig をアンインストールし、代わりに zsh-autosuggestions をインストールしました。
Fig をアンインストールした理由
Fig はターミナルにオートコンプリート機能を追加してくれる便利なツールでしたが、以下の理由でアンインストールすることにしました。
- 開発が停止している: Fig は Amazon に買収された後、リポジトリがアーカイブされています
Fig のアンインストール
Homebrew で Cask としてインストールしていたので、以下のコマンドでアンインストールします。
brew uninstall --cask --force figHomebrew Formulae では「⛔️ fig (disabled)」となっていますが、--force を付けることで disabled な Cask でもアンインストールできます。
zsh-autosuggestions のインストール
Fig の代替として、zsh-autosuggestions を選びました。コマンド履歴に基づいてサジェストを表示してくれるシンプルな Zsh プラグインです。
1. Homebrew でインストール
brew install zsh-autosuggestions2. .zshrc に設定を追加
インストール後、.zshrc の末尾に以下を追加してプラグインを有効化します。
source $(brew --prefix)/share/zsh-autosuggestions/zsh-autosuggestions.zsh3. 設定を反映
source ~/.zshrcこれだけで、コマンド入力時に履歴ベースのサジェストが薄いグレーの文字で表示されるようになります。右矢印キーでサジェストを確定できます。
Fig と zsh-autosuggestions の比較
| 項目 | Fig | zsh-autosuggestions |
|---|---|---|
| 補完タイプ | GUI オーバーレイ | インライン表示 |
| 動作 | 重い | 軽量 |
| 依存 | Electron ベース | Zsh プラグインのみ |
| メンテナンス | アーカイブ済み | 活発に開発中 |
| 機能 | 多機能(サブコマンド補完、スクリプト実行など) | コマンド履歴ベースのサジェストに特化 |
まとめ
Fig の開発停止を機に、よりシンプルで軽量な zsh-autosuggestions へ移行しました。Homebrew を使えば数コマンドで移行が完了します。
多機能なツールから必要な機能だけを持つシンプルなツールへ。ターミナル環境もミニマルに保つのが良さそうです。
以上、Fig から zsh-autosuggestions へ乗り換えた、現場からお送りしました。